MGC 44オートマグ 金属チャンバー入替え
デザートイーグルが出るまでは世界最強のオートマチック「44オートマグ」
その優美で近未来的なデザインと破壊力に子供の頃憧れの銃でした。
MGCが発売したABS製「44オートマグ」作動の良さは当時から定評がありましたが、後期になるとボルト及びチャンバーが金属からABS化され、その強度には不安があります。
今回のご依頼は後期型のABSチャンバー仕様のシルバーメッキモデルに前期の金属チャンバー&ボルトを移植して欲しいとのご依頼。
2丁のオートマグを分解し1丁の「金属チャンバー&ボルト仕様 シルバーメッキ 44オートマグ」を製作する事になりました。(残念ながら、ABSチャンバーは既に割れていて2丁作る事が出来ませんでした・・)
チャンバーは上からピンで止められているので、上からドリルで穴を開け抜取ります。
ボルトは基本的に無加工で付くのですが、元々が黒いモデルなのでボルトも黒染めです。メッキフレームには当然似合いません。
最初は塗装を施そうとしましたが、どうもメッキとは合いません。
そこで磨き上げる事にしました。
磨き上げ、上からキャロムの「ジルコニア・クリスタル」でトップコートします。こうしないと酸化してすぐに白くなってしまいます。
ボルトの上に見える青い物は衝撃吸収剤「ソルボセイン」で作ったバッファーです。ノーマルはABS製のバッファーが付いています。
最後に発火調整です。
メッキモデルなので、刷り合わせは基本的に金属のボルト側を磨き上げます。
発火性能を動画でご覧下さい。