プロップデトネーター「穴ぁきぃ~(ANARCHY)」調整方法
大人気!タニオコバGM7で簡単にプロップガンの迫力は味わえる無調整でも基本的に快調ですが、調子が悪い場合の調整方として説明書にある、「スライドストップを少し削る」
この理由とメカニズムをご紹介いたします。
この「スライドストップを少し削る」なんですが、タニオコバGM7は当初、オープンデトネーター方式で開発されました。
後日”ヘキサゴンCPカート”が発売されるのですが、この
”ヘキサゴンCPカート”当然、”オープンデトネーター方式”のカートとは形状が違います。
左が”オープンデトネーター方式カート” 右が”ヘキサゴンCPカート”
この形状の違いが少し悪さをします。
ここで簡単にフィーディング(給弾)の様子をアニメにしてみました。
つまり、フィーディングされるカートはマガジン内の次弾を利用して正確にフィーディングされています。
ところが、元々オープンデトネーター用で開発されたタニオコバGM7のスライドストップは、形状の違う”ヘキサゴンCPカート”だとマガジン内で若干ですが干渉し、次弾の動きを制限してしま場合があります。
この様に、次弾の上がるタイミングが遅れ、初弾のリム部(お尻)を上げるタイミングが遅れると、正常にフィーディングしない場合があります。
そこで、「どの程度スライドストップを削ればいいのか?」という、ご質問が多く寄せられましたので、調整のポイントをお教えします。
基本的にはカートとスライドストップの位置関係は、上記のようになります。
単純に”カートに当たらないように!」削れればいいのですが、そこまで削るとスライドストップがかからなくなります。
そこで、こんな感じで当りを見ながら削って下さい。
スライドを外し、フレームにスライドストップだけ装着し、マガジンに”ヘキサゴンCPカート”を装填して、マガジンを挿入してください。
カートをマガジンの前方に押しやる様にしながら、スライドストップの”ツメ”の下に押し込み、指をゆっくり放すと、カートの先端がスライドストップのツメに引っかかります。
この引っ掛かりが無くなるようにスライドストップの”ツメ”を削ります。
マガジンスプリングのテンションで、指を離したと同時にカートが上がってくればOKなので、削りすぎに注意しながら削って下さい。
横から見たらこんな感じです。
上記の調整方は不具合理由の一部です。
モデルガンの作動は様々な要因が複雑に絡み合っています。
上記のようにスライドストップを削っても、不具合が解消にない場合があります。
フィーディング不良の原因としては、他にも下記のような要因が考えられます。
① マガジンリップの形状
② バレルの後退不足
③ デトネーターの取付け具合
④ リコイルSPの不良
⑤ スライドの摺動不良
etc
その個体に合わせた調整を行って下さい。
2014-05-20 10:38
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